随分ご無沙汰してしまいました.
長いこと更新していなかったにもかかわらず, お訪ねくださった皆様,本当にありがとうございます. 今日からちょうど1週間後の8月20日水曜日に 福島大野事件の判決がでます. 突然の逮捕から2年半. 最初は何が起こったのか,何が起きているのかが知りたくて, その後はこの事件がどうなっていくのかが気にかかって ずっと情報を追いかけてきました. 公判が始まってからは,その様子が知りたくて 傍聴に行ってくださった方々の傍聴記を読み続けました. K先生逮捕の際の報道で、 (毎日新聞、福島ニュース 2006年3月14日) 全国的にも医師側の反発は続く。 こんな言葉がありました. 公判も終わりを迎えようとしています. いったいどんな過失が証明されたというのでしょうか. あれから2年半. 医療を取り巻く状況は随分と変わりました. その大きなきっかけとなったのはこの事件です. 判決の出る8月20日午後から 「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える」という シンポジウムが行われます. HP:http://plaza.umin.ac.jp/~oono-obs/cgi-bin/wiki/wiki.cgi このシンポジウムについては 僻地の産科医先生の「産科医療のこれから」に 名古屋医療センター 産婦人科 野村麻実先生が投稿した記事が詳しいです. 大野事件の判決日、福島に集まりましょう!!! http://obgy.typepad.jp/blog/2008/08/post-1341-23.html できるなら私も当日は福島に行き, 判決をこの耳できき このシンポジウムにも参加したい. そう思っています. でも週の真ん中,遠く福島まで行くのはなかなか簡単なことではありません. シンポジウムに実際に参加できなくても 何か伝えることはできないのか? そんな人たちのために メールでコメントを送ることができるようになったそうです! メールアドレス:oono.obs@gmail.com 宛てに 「コメントのみですが」と記載して都道府県、年齢、性別を記入し 応援メッセージや意見などを送れば 当日のシンポジウムで紹介,または配布してくださるそうです. 内容は産科の崩壊、医療刑事事件の問題など、困っていることでもなんでもよく, K先生への応援メッセージはご本人の手元に必ず届けて下さるそうです. (応援メッセージはシンポジウムでは公表されません) 医療関係者の方はもちろん,それ以外の方もどんどんメールしてください,とのことです. あと、1週間です. 当日,会場に実際に行くことはできなくても どんなに多くの人間がこの事件に注目していたのか,ということを示すことができます. K先生に応援メッセージを伝えることができます. どうか皆様,メッセージをお願いします. #
by sui-m
| 2008-08-13 20:24
| 医療
Yosyan先生の呼びかけにより始まったこの「2.18企画」.
今年は更に多くの協賛Blogが集まりました. 加藤医師を支援するグループのHPに 協賛Blogをまとめてくださった方がいらっしゃいます. その数,現時点でなんと100以上! 加藤医師を支援するグループのHPより 2.18 Project 2008 http://medj.net/drkato/20080218.html 医師のBlogが多いですが, 医師以外,医療従事者以外の方のBlogで声を上げてくださった方もいます. また,コメント欄にはたくさんの賛同の声が寄せられています. あれから2年. たった2年ですが,医療現場は大きく変わってしまいました. 変化するスピードはどんどん増していきます. 1ヶ月先,半年先に医療を取り巻く状況はいったいどうなっているのか. 全く予想ができません. この事件はこの変化が始まる大きなきっかけとなりました. 医師が臨床を離れるということ, それも働き盛りの中堅と呼ばれる時期に 自らの意思ではなく離れなければならないということ. その失われた価値はいったいどれ程なのか. そして何より,もしこの起訴がなかったら… もしこの2年間,K先生が医療現場にいらっしゃったら… いったいどれ程の患者さんが助かったことでしょう. 公判は12回を終えました. 今後の予定としては 3/21に検察官の論告求刑 5/16に弁護側の弁論 が行われるようです。 公判の行方を最後まで見守っていきたいと思います. K先生のもとにどうかこのたくさんの声が届きますように. #
by sui-m
| 2008-02-20 12:38
| Blog
我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。
K先生の突然の逮捕から2年が経ちました. 公判も既に12回を終えました. 実際に傍聴に行くことはできないけれど, お忙しい中,時間を割いて公判の傍聴に行き, ネット上で報告してくださる方々のおかげで 公判の詳しい様子を知ることができます. 読むのがつらい傍聴記もありました. それでも毎回読んでいます. K先生が逮捕されてからの報道や詳細な公判の傍聴記を読むと なんだかいつも胸の中にもやもやしたものが残ります. 先日,大好きななな先生のブログを読んで そのもやもやが形をとって見えた気がしました. ななのつぶやき 福島県立大野病院事件に思う K先生逮捕の際の報道で、 (毎日新聞、福島ニュース 2006年3月14日) 全国的にも医師側の反発は続く。 というものがありました. 同情論がひっくり返る? 過失の証明になる? 今までの12回の傍聴記を読んでもなお, 私にはなぜK先生が逮捕されなければならなかったのかがわかりません. 逮捕に至るまでの間に何か大きな誤解が生じていたのではないでしょうか? 100%安全な,完全な医療はありません. 可能な限りの最善の治療を施そうと努力して それでも最良の結果が得られなかったとき それは私達医師が負うべき罪となるのでしょうか? K先生の無罪を信じています。 #
by sui-m
| 2008-02-18 08:59
| 医療
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