医療に関わることなどを
by sui-m
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なかのひと AX
カテゴリ:医療( 27 )

救命のための気管内挿管 400点
あかがま先生のところ
「救命のための気管内挿管が4000円」(!)
と書いてあったのを見てちょっとびっくりしたので,
放射線部の本棚から『診療点数早見表 2006年4月版』という本を引っ張り出してみる.

病院で行われる診療の全てはこの「診療点数」で計算されることになっていて
いってみればレストランのメニューのようなもの.
1点は10円.100点なら1000円.

レストランと違うのはレストランではメニューの値段はお店側で決められるけど
診療点数は病院側に決める権利はなくて国が決めているということ.
そしてレストランのスタッフはメニューの値段を把握しているけれど
病院で働くスタッフはあまりこの点数に精通してはいないということ.

実は私も放射線科の検査の点数でさえあまりよくわかってないです.

もし,患者さんに「今日の検査は全部でいくらですか?」と聞かれても
多分答えられない.


さて,『診療点数早見表 2006年4月版』.

「気管内挿管」の点数は….

 救命のための気管内挿管 400点 

…ホントに4000円だった(当たり前).

ついでにあかがま先生コメントのところにあった摘便と骨髄穿刺については….

 摘便    100点
 骨髄穿刺(胸骨) 80点

うわっ.ホントに摘便の方がちょっと高い.
摘便の100点が高い,というんじゃなくて,骨髄穿刺の80点って安すぎ.

ちなみに骨髄穿刺以外の「穿刺」系だと

 胸腔穿刺 220点
 腹腔穿刺 230点
 心膜穿刺 500点

2200円に2300円に5000円….
むー.

そういえばこの間テレビで「耳掻き専門店」を紹介していました.
そこでは「耳掻きのプロスタッフ」が最新のイヤースコープを使って耳掃除をしてくれて
料金が10分 1050円,20分だと2100円とのこと.

確か耳の処置ってのもあったはず….

あった!

耳処置(点耳,耳浴,耳洗浄および簡単な耳垢除去含む,入院中のみ算定可)  25点

250円か….

しかも耳掻き屋さん10分の方が骨髄穿刺より高いときてる.



日本の薬価や医療材料・医療機器の販売価格は欧米より高い,といわれています.
一方で、技術料や検査料は何故こんなに低いのでしょう?
「もの」として目に見えないものにはお金は出せないよ,っていうことなんですかねぇ.
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by sui-m | 2007-07-05 23:51 | 医療
報道ステーション"医療崩壊"の町
6月28日に放映された報道ステーションの特集,
崖っぷちニッポンの現場(1)~"医療崩壊"の町
途中からでしたが,見ました.

遅ればせながら感想など.

古舘伊知郎氏が岩手県立山田病院のある医師に密着して
その日常を追う,という特集でした.

その医師の日常とは….

1日平均200人にもなる外来患者を診療し,
看護師を助手に1人で腹腔鏡手術を行い,
もちろん病棟も見て,
その合間に訪問診療に行き,
夜は3日に1回の当直をこなす.
訪問診療には24時間対応する.

…ふぅ.
こうやって書くだけでもため息がでます.

古館氏はこの医師に密着し,その大変さを見つめます.
「大変ですねー」と驚きます.
でもそれだけ.

何故7名いた常勤医が3名に減ってしまったのか.
今は3名の先生方の頑張りによって維持されているけど,
それがいったいいつまで続けられるのか.
あと1人減ってしまったらどうなるのか.
(実際にこの取材後,この先生は尿管結石で入院されたとコメントがありました.
その間この病院は大丈夫だったのでしょうか?)

また,
果たして日本中にいったいどれだけの「限界病院」があるのか.
医師が減って日常業務に支障をきたしているのは本当に地方の病院だけなのか.
医師は何故辞めるのか.
辞めていった医師たちはいったいどこに行ったのか.
都市部には医師が本当にたくさんいるのか.

やろうと思えばたくさんの切り口があったと思うのですが,
そういったことに対する考察はなし.

“医療崩壊”を特集したのではなく,
その名のとおり,“医療崩壊の町”を紹介する番組だったんだなーというのが感想です.

医療崩壊した町で身を粉にして働く医師と
その医師に感謝する患者さんたち.

でもヒトゴトのように報道しているけど,
そのうちヒトゴトじゃすまなくなりますよー.

番組HP 崖っぷちニッポンの現場(1)~"医療崩壊"の町
魚拓
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by sui-m | 2007-07-02 19:31 | 医療
奈良県 大淀病院事件民事裁判第1回
 まず初めに,お亡くなりになられた方,そしてそのご遺族の皆様方に深甚なる哀悼の意を捧げます。
 
 多くの先生方がブログで触れられているように,今日,奈良県大淀病院事件の民事裁判の第一回が行われました.

 まずは今日の報道から.

NHK奈良より
妊婦死亡裁判 病院争う姿勢
 http://www.nhk.or.jp/nara/lnews/01.html (Web魚拓
一部引用 
 
25日は大阪地方裁判所で1回目の裁判が行われ、被告の町と医師側は、「医師は放置していないし、妊婦が大量の脳内出血を起こしていたことを考えるとどのような処置をしても命を救うことはできなかった」と反論し、全面的に争う姿勢を示しました。
 この問題が明らかになった後、大淀病院はことし3月一杯で産科を休診しましたが、これについて被告側の弁護士は、「今回の件でバッシングを受けた結果だ。原告らの誤った主張は医療界をあげて断固正していく」と批判しました。これに対し、原告の晋輔さんは裁判の後、「病院には産科を続けて欲しかったが、事故の検証もせずに廃止を決めてしまった。逃げたとしか思えない」と話していました。



MBS毎日放送より
奈良の妊婦死亡 病院側は争う姿勢
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE070625173400027093.shtml (Web魚拓) 
一部引用
 
夫の晋輔さんらは「担当医は脳内出血を疑って必要な検査をし、直ちに転院させるべきだった」として、町と担当医を相手に損害賠償を求めていました。
 25日の初弁論で、病院側は「脳内出血は当初から大量で、どんな処置をしていても助からなかった」と主張し、全面的に争う姿勢を見せました。
 「悲しみを味わって、さらに争ったことによる悲しみを味わう…。お母さんの亡くなったことをしっかり伝えられないと思うんで、がんばります」(高崎晋輔さん) (06/25 19:33)



中日新聞より
「遺族は責任を転嫁」 妊婦死亡で町が争う姿勢
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007062501000464.html (Web魚拓) 
一部引用
 
町側代理人は「診療体制の問題点を特定の医師、医療機関に責任転嫁しようとしており、到底許容できない」と主張。提訴を「正当な批判を超えたバッシング」と批判し「結果として病院は周産期医療から撤退、県南部は産科医療の崩壊に至っている」と述べた。
 これに先立ち意見陳述した晋輔さんは、転院先の医師から「あまりに時間がたちすぎた」と伝えられたことを明かし、おえつしながら「もう少し早ければ助かったということ。それが頭から離れません」と訴えた。
 (共同)





 新しい命の誕生を心待ちにしていたところでの思いがけない悲しい出来事.
 ご遺族の方がすぐに受け入れられないことは責められることではないでしょう.

 でも,この事件は担当医師一人に責任を負わせて,それで済むようなものではありません.

 ご遺族の方が本当に奈良県の周産期医療をよくしたいと思って裁判を起こしたというのなら
 争う相手を間違っていませんか?
 本当にこの裁判で周産期医療が良くなるのでしょうか?

 今回のような難しい事例をたった一人で診療し,最善を尽くしたにも関わらず
 裁判という医療とは全く異なる場に身をおかなければならなくなった先生のお心はいかばかりでしょう.

 私は大淀病院の産婦人科医師を支持します。
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by sui-m | 2007-06-25 23:13 | 医療
福島県立大野病院事件 第5回公判
 随分ご無沙汰してしまいまいた。
 医療ニュースが多すぎて,追いかけるので精一杯です。

 さて,5月25日,大野病院事件の第5回公判が行われました。
 第5回ともなるとなかなか情報が出てきませんね。

 ロハスメディカルの方が今回も傍聴できたとのことなのでしばらくしたら前回までのような詳細な傍聴記がブログに掲載されるはずです.

 ロハスメディカルブログ
 福島県立大野病院事件第5回公判(0)


 今回の公判についてのニュースでみつかったのはとりあえずこれだけ。

 今回も福島中央テレビのHPより

県立大野病院の裁判 鑑定医も証言が揺れる
http://www.fct.co.jp/news/20070525.html

以下は記事
 
大熊町の県立大野病院で帝王切開の手術を受けた女性が死亡した事件の公判がきょう開かれ、女性の子宮を鑑定した病理鑑定医が証言に立ちました。
 業務上過失致死などの罪に問われている、県立大野病院の産婦人科医、加藤克彦被告は、2004年の12月、当時29歳の女性の帝王切開の手術をした際、癒着した胎盤を無理に引き剥がして死亡させたなどとされています。
 きょう福島地裁で開かれた5回目の公判では、死亡した女性の子宮を鑑定した病理鑑定医の証人尋問が行われました。
 この鑑定医は、まず検察官の尋問に「胎盤の癒着を予測できた可能性がある」とする検察側の主張に沿った証言をしました。
 しかし、鑑定医は、弁護側の反対尋問には「手術の前に行う超音波検査では、癒着を予測するのは難しい」と違った見解も示し、争点の一つとなっている癒着の予測に関して、その判断の難しさが浮き彫りになった形です。

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by sui-m | 2007-05-25 23:00 | 医療
福島県立大野病院事件第4回公判の報道
 とりあえず見つけたニュースはこれだけ。

 福島中央テレビのHPより

大野病院裁判 看護師などが証言
http://www.fct.co.jp/news/20070427#200704275181217 Web魚拓

 
大熊町の県立大野病院で帝王切開の手術を受けた女性が死亡した事件の裁判で、手術に立ち会った看護師と病院長の証人尋問が行われました。
 業務上過失致死などの罪に問われている県立大野病院の産婦人科医、加藤克彦被告は、2004年の12月に、当時29歳の女性の帝王切開の手術をした際、生命の危険があったにも関わらず、無理に癒着した胎盤を引き剥がして死亡させたなどとされています。
 きょうの第4回の公判では証人尋問が行われ、手術に立ち会った看護師は「手術中の被害者が大量に出血し、不安があった」と語り、「手術の間、加藤医師にあわてた様子は見られず、冷静な状態だったと覚えている」と証言しました。
 また、大野病院の病院長は、手術直後に加藤被告がうなだれた口調で「やっちゃった」と話し、とても落胆した様子だったと証言しました。
 さらに、警察に「異状死」の届出をしなかったことについては「当時は、医療過誤にあたるとは思わなかった」と述べました。
 次の第5回の公判は、5月25日に開かれます。

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by sui-m | 2007-04-27 23:00 | 医療
福島県立大野病院事件 第4回公判
 本日4月27日,大野病院事件の第4回公判が行われました。
 某巨大掲示板の情報によると大野病院院長ともう一人の助産師への証人尋問が行われる予定,とのこと。

 今回の公判内容についてまだ全然情報がありませんが,ロハスメディカルの方が傍聴できたようなのでしばらくしたら前回までのような詳細な傍聴記がブログに掲載されるはずです.

 今はひたすら情報待ち.

 ロハスメディカルブログ
 福島県立大野病院事件第4回公判(0)
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by sui-m | 2007-04-27 21:00 | 医療
中原医師の過労自殺訴訟、厚労省が控訴断念
中原医師の労災認定を巡る訴訟で厚労省が控訴を断念した,とのニュースです.
葉書作戦を私が最初に知ったのはネット上からでしたが,職場の同僚や別の病院に勤める友人などからネット以外でも頼まれたりして医療関係者の関心の高さを感じました.
この葉書作戦がどれだけ効果があったのかはわかりませんが,とにかくこれで労災認定が確定したことになります.

民事裁判の判決日は明日,3月29日とのことです.

朝日comより.
小児科医の過労自殺訴訟、厚労省が控訴断念 労災認定へ
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200703270524.html

 東京都内の民間病院に勤めていた小児科医、中原利郎さん(当時44)の自殺の労災認定を巡る訴訟で厚生労働省は27日、労災を認めなかった新宿労働基準監督署長の決定を取り消した東京地裁判決を受け入れ、控訴を断念する方針を固めた。宿直勤務が月8回に及ぶなど、判決が認めた過重労働による心的負担の大きさを覆すのは難しいと判断した。
 判決によると、中原医師が勤めていた立正佼成会付属佼成病院の小児科では医師の転職や退職が相次ぎ、中原医師の99年3月の勤務は宿直8回、休日出勤6回、24時間以上の連続勤務が7回で、休日は2日。宿直勤務も「疲労を回復し得る程度の睡眠を確保することは困難」として、「業務は精神疾患を発症させ得る程度の危険性を内在していた」と結論づけた。
2007年03月28日06時16分

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by sui-m | 2007-03-28 23:00 | 医療
救急外来の垣根の低さ
valencienneさんのところにトラックバック

 勘弁してください(泣)

医療系のニュースやブログを見ていると医療は今大変なことになっている,という認識を皆が持っているような気がしてしまうけど,普通の方々の認識はやっぱりこんな感じなんだろうな…とちょっとため息。
(ため息のもとはvalencienneさんの記事じゃなくて,そのトラックバック先の記事。)
先日もテレビであるキャスターが「咳が出て救急外来に行ったら3時間も待たされた!」と軽く怒ってたけど,自分の順番がくるまでに「自分の周りで順番を待っている患者さんの数×診察時間」が最低限かかるのは当たり前で,患者さんが沢山来ているのは病院側のせいじゃないのに。
そこで病院側に怒ったってねぇ…。
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by sui-m | 2007-03-25 23:00 | 医療
福島県立大野病院事件 第3回公判
3月16日,第3回公判が行われた。

そして今日,周産期医療の崩壊をくい止める会のHP上で公判の様子が更新された。

 周産期医療の崩壊をくい止める会 第3回公判について

ロハス・メディカル・ブログでも公判の様子がupされている。

 福島県立大野病院事件第三回公判(1)
 福島県立大野病院事件第三回公判(2)

どちらも長い長い報告になっている。

今回は,手術に立ち会った県立大野病院のS助産師の証人尋問が午前中に約2時間半行われ、午後に手術の麻酔医だった県立大野病院麻酔科H医師の証人尋問が約4時間半行われたとのこと。

S助産師の尋問では検察が2年前の記憶を頼りに胎盤の図を描かせている。
胎盤も子宮も写真があるはずなのに何故図示する必要があるのかー。
どう考えたって2年前の曖昧な記憶を頼りにした図より胎盤そのものの写真を示した方が正確なはずなのに。

以下,ロハス・メディカル・ブログより
検察 胎盤に特に変わった点はありましたか。

S助産師 変わっていました。

検察 どんな点が変わっていましたか。

S助産師 大きさが大きいのと母胎面がグチャグチャになっていて、母胎側の実質にないころがあって、今までに見たことがないものでした。

検察 どんなものか絵に描いていただけますか。

と、ここで弁護人から異議が出る。

弁護人異議 実物の写真が証拠として出ているのですから、絵など描かせずに写真を使えばいいではないですか。

検察 本人のイメージを言葉にしにくい面もあろうかと思いまして。

裁判長 イメージを表現するということですよね。結構です。

理解不能である。写真があるのに、それを使わない理由は何だ?時間の無駄も省けるではないか。

こう思って呆然と眺めていると、再度弁護人から鋭い声が飛んだ。

弁護人異議 検察官の指示に従って描かせてるじゃないか!

裁判長 (珍しく不快気に)指示しないように。(証人に向き直って)あなたの記憶に残っている通りに描いてくださいね。

S助産師 はい、うまく描けないんですが。

一枚の円盤ではなく、夫婦岩のように山が二つある絵を描いた。

検察 実質がない部分はどうなったのですか。

S助産師 ここに実質があったのか取れてなくなったのか何なのか。

検察 どう感じましたか。

S助産師 ここにあったものが取れてしまったのかと思いました。

検察 取れてしまったものは、どこにあるのですか。

S助産師 納盆になかったので子宮にあるのかなと思いました。

検察 母体から取り出したものは皆納盆に載せることになっていたのですか。

S助産師 はい。

検察 だから子宮に残っていると思った。

S助産師 はい。



検察側の言い分は「本人のイメージを言葉にしにくい面もあるかと思って」。

大事なのは彼女がどう思ったか,ということではなくて,実際の胎盤はどういう状態だったのかということではないのか?
結局ここで求められているのは実際の胎盤の状態がどうだったか,ということではなく,S助産師が「ぐちゃぐちゃだと思った」,「子宮に残っていると思った」という証言なんだろう。

やっぱり,裁判は「真実を明らかにするところ」ではないんだな。
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by sui-m | 2007-03-21 23:00 | 医療
勤務医不足
救急指定を返上する病院が増えているような気がしていたけど,
実際こんなに減ってたのか,と数字を見て改めて驚いたニュース。

以下は記事

勤務医不足深刻、5年で430病院が救急指定返上(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070320it01.htm
 全国の「救急告示医療施設」(救急病院)の総数が過去5年間で「医師不足」などを理由に1割近く減っていることが、読売新聞の緊急自治体アンケートでわかった。
 減少傾向には歯止めがかかっておらず、いざという時に患者の受け入れ病院がなかなか見つからないなど、救急体制の危機が深刻化している実態が浮き彫りになった。
 読売新聞が全国47都道府県を対象に、救急体制について聞いたところ、2001年3月末に全国で5076施設あった救急告示医療施設が06年3月末までに約8・5%に当たる432施設減少し、4644施設になっていた。今年度に入っても減少傾向は変わらず、38都道府県の121施設が救急告示(救急医療施設の指定)を撤回、または撤回する予定だ。
 医療施設が告示を撤回する理由については、38都道府県のうち6割以上にあたる24自治体が、「医師の確保が困難」(青森県)、「常勤医の退職」(秋田県)、「医師などの体制確保が困難」(福岡県)など医師不足による受け入れ体制の問題を挙げた。勤務医不足で夜間当直体制が確保できず、撤回するケースも相次いでいる模様だ。
 救急医療施設の減少で地域によっては一刻を争う救急患者の搬送先確保にも困難が生じているが、救急告示を撤回していない医療施設でも患者の受け入れが困難となる施設も多く、山梨県東部では東京都内の病院に高速道路を使って搬送するケースも相次いでいる。
 救急医療施設の過去5年間の増減について都道府県別にみると、37都道府県で減少。特に北陸、四国の減少率が高かった。同数は3県。増加したのは7県だった。
 東日本で増加した県はなかった。地域医療の中心となるべき医療施設が、指定を次々と撤回する背景には地方で深刻化する病院勤務医の人員不足があることは確実といえそうだ。
 アンケートは、2月末から3月上旬にかけ、自治体の地域医療担当部署に書面で実施し、全47都道府県から回答を得た。
(2007年3月20日3時4分 読売新聞)

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by sui-m | 2007-03-20 23:00 | 医療