医療に関わることなどを
by sui-m
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なかのひと AX
あれから1年
我々は福島事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。


このエントリーは「新小児科医のつぶやき」の2.18企画に賛同したものです。
たくさんの輪が広がることを願います。

新小児科医のつぶやき 「2.18」
ある産婦人科医のひとりごと 「あれから1年」
勤務医 開業つれづれ日記 「我々は福島事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。」
道標 「2.18」


1年前の今日,K先生は突然逮捕されました。
先日の初公判後のインタビューで逮捕時の様子を話されていましたが
任意同行後の突然の逮捕だったそうです。

何故逮捕されなければならなかったのか。
逃亡のおそれ?-事件後も同じ病院で診療を続けていたのに?奥様は臨月間近だったのに?
証拠隠滅のおそれ?-カルテその他は押収済みで,職員からの証言もとれていたのに?

今でも私はあれは不当逮捕だったと思っています。


この1年で医療の現場は大きく変わってしまいました。
その大きなきっかけの1つがこのK先生の逮捕であったことを否定する医療者は少ないと思います。

医療事故などの報道で患者さんが「被害者」と表記されることがあります。
「害を被る」というからには対極として「害を加える」ものがあることになります。

では患者さんに害を与えているのは誰でしょう?

・・・患者さんに「加害している」のは「病気」ではないのでしょうか?

採血も,投薬も,手術もそれ自体が侵襲を与える行為です。
医療者はその行為のriskとbenefitを考慮して,benefitが上回ると思うからこそ その行為を行います。
ただし,全てを完全に予見できるわけではありません。

どんなに努力してもなお,どうにもならないことが医療にはあります。
産科だけのことではありません。
100%安全な医療などはないのです。

K先生の無罪を信じています。
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by sui-m | 2007-02-18 23:00 | 医療
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